派遣のマージン
2019年05月24日
商社に勤めていた時に、社内には派遣事業部がありました。自身も派遣社員として働いた経験がありましたが、「時給の割に求められることが多いな」といつも思っていました。
理由、それは時給に上乗せされる派遣会社の取り分の多さにあったのです。
おおよそですが、35%ほどを基準としているところが多く、2000円でお仕事を受けた会社はスタッフに1300円ほどしか支払いません。家事代行業界はどうでしょう?調べたとところ、1時間2500円でお客様からお請けして、スタッフには1100円から1500円くらいを支払うところが多くありました。3時間のお掃除で7500円週に1度4回として月額3万円。結構なお値段です。
一方働く側はどうでしょう?1300円くらいが多いのですが、1万5600円です。なんだか少なくありませんか?午前中月曜から金曜までお仕事して7万8千円です。午前と午後働いて15万6千円です。納得いきません。
そこで、どうにかWin&Winにならないか?たくさん考えて、今の料金設定としました。
解決策は管理部の仕組み作りにあります。
まだまだ開発半ばですが、自作でお客様とスタッフが利用するシステムを構築中です。
技術的にはあまりうまくありません。もっとお金を掛ければ皆様に使いやすいものが作れます。
でも、そこには大きなコストが発生し、結果的にはお客様とスタッフがそのコストを負うことになります。しろくまおそうじのシステムは使いにくいと思います。ですが、コストを削減することにより、実際のおそうじでご満足いただけることを目指しております。
そうぞご理解いただきますようお願い申し上げます。
畠中 由圭